ねこめしの日記

週2・3回更新できればなー。と、思っています。

校長先生のお言葉

 会社員を経て、臨時教員の仕事をしています。経営者や校長先生の影響力が大きいと、社員や教員も動きやすい...と思う。

とある実業高校に勤務していた時の校長先生の言葉。

「返事は『はい』か『Yes』で」

新採用の先生はこの言葉を聞いて、やべえ、独裁者のいる所に着てしまった!
と思ったそうです。
しかし、働いてみたら各科で統率がとれているので、問題がおこってもすぐ解決できる。
科で雰囲気も違うのですが、教員と生徒の関係が程よい距離感。
友達じゃない。ちゃんと一定の線引きがされている。

返事は『はい』か『Yes』
選択肢が少いからこそ、生徒が自分でできることを見つけられることもあるし。
組織に入れば、『はい』としか言えない状況に耐えなければならない期間もあるわけで。
初めての勤務先だった実業高校では社会人のタマゴ達がコロコロしていました。
都道府県によっていろいろだろうけど、なんとなく大学へ行って就職難になるよりは、実業高校で専門の勉強をして、就職先で体で学べる経験を積んだら、4年分の自信がつくんじゃないかと思った。

数年前に就職活動をした時。23歳だった。
ある会社では、年齢的に遅いです。10年かけて覚える仕事だから、数年で結婚することになる女性には向いていません。といわれました。結婚する予定はこの先もないです。とまで言いましたが。
不採用。
縁が無かったなー。
その後は、別の職業に就いていました。

そんな経験もあるから、実業高校の生徒達には自信をもって頑張って欲しいな。と思う。
本当は大学進学したいけど、就職活動している高校生もいるだろうけど。勉強をしたくてたまらない人は、お金を貯めて進学する。社会人入試があるんです。
というのも、これまた以前勤務していた高校の夜間部に高齢の方がいたのです。
卒業後、その生徒さんは進学しました。


私は学歴のための進学よりも、目的のために自立した生活を送ることを勧める。
そんな私は臨時教員4年目突入。
さて、自分の人生はいかに。